スパークプラグ
エンジンが調子良く回る条件として良い火花、良い圧縮 、良い混合気となっています。
このうち良い火花は比較的簡単に点検整備が行えますのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
まずは、プラグの基礎知識から説明していきます。
但し、個人の知識レベルで書いていますから間違っているかも知れませんし、これを読んで実行し、何らかのトラブルがあった場合でも、筆者らは責任を負えません(;^_^Aアセアセ
より詳しく知りたい方は、プラグメーカーのHPを見るとかなり詳しく解説されていますので其方をご覧下さいね。
整備書は必ずご用意して熟読しておいて下さい
この通りに作業して、何かトラブルがあった場合でも、作成者は一切の責任を負いません。悪しからず(;^_^Aアセアセ
●寿命はどのくらい? |
●プラグの清掃について 一般の標準プラグでしたら、単価も安いですから清掃して再利用するよりも 個人的には、新品交換をお勧めします。 標準プラグでしたらワイヤーブラシ等で清掃も可能ですが、最近流行の イリジウムや白金系の電極の細いタイプはワイヤーブラシは使用しては ダメです。 どうしても清掃したければ、整備工場などに置いてあるプラグクリーナーを 使用して下さい。 清掃して再利用する場合は、特に中心電極付近にゴミが残らないように注意 して下さい。(シリンダー内にゴミを落下させる事になります) ●点火の確認 エンジンに取り付ける前にプラグキャップに装着し、プラグの電極をエンジンに アースさせてキックを踏んでみて下さい。 しっかり火花が飛んでいるか目視点検をしてみましょう。 新品とはいえ全く火花の出ない物もありますので・・・・。 この方法による点火の確認は、実は結構危険なテストなんです。 このテストをする場合は、プラグを持つ手にはグローブ(絶縁素材)をしてください。それと古いプラグで構いませんから、シリンダーヘッドに 取り付け、生ガスが噴出さない様にしてからにしてくださいね。 万が一にも火事になったらシャレになりません( ̄□ ̄;・・・ ●プラグの取り付け 取り付けの際はいきなり工具を使わずに必ず手で取り付けます。 シリンダーヘッドとプラグのガスケットが接触した所から 新品プラグでしたら約1/2回転、再使用のプラグでしたら1/12回転 位が締め付けの目安です。締めすぎはネジ山ダメにしますので 注意が必要です。 |
●おまけ(その1) ターミナル(プラグの先端のアルミのネジ)は腐食します。 材質にはアルミと真鍮がありますが、真鍮の方が焼けが少ないので もしお手持ちに真鍮製の物があったら交換するといいかもしれません。 SDRのイグニッションコイルの取り付け部分はアースの役目もして いますので、本体の錆びは勿論フレーム側の状態を確認しておいて 下さい。またプラス側の電極やプラグキャップの電極も磨いておくといいです。 ●おまけ(その2) プラグコードは経年変化で酸化します。プラグキャップを外し(ネジを回す様 に左に回すと外れます)コードの先端から1cm位をカットして組み立てて下さい。 またリーク防止のため画像(Fig.5)のように インシュロックで首を絞めておくと雨の日でもリークしにくくなります。 リークと言う意味では、ケーブル自体も経年劣化により性能が 落ちてしまいます。 古いプラグコードは着火性能が落ちますので、上記作業をしても 改善しない場合は、コードの交換が必要かもしれません。 その場合は、http://yamaha-sdr.com/trouble/electricity.html#6 を参考にして下さい。 |
ご注意
最後に、もう一度書いておきます。このページはあくまで個人の知識レベルで書いていますから、間違ったこと書いている場合もあります。
このページにあることを実行して、何かトラブルが有ったとしても、筆者らはなんら責任を負えません(;^_^Aアセアセ
実行される場合は、自己責任でお願いします。