市販車の公表データ等を基に、近似式を作ってみました。
後輪出力やゼロヨンタイム求める簡易計算式をオーナー紹介の武山様に 頂きました。
簡易計算ですが、ある程度の推測は可能です。

↓の黄色の数値をこちらの計算formに入力してください。

●最高速度から、おおよその後輪出力を算出する事が出来ます。
※雑誌などに掲載されている最高速度データから、おおよその後輪出力を推定します。駆動効率100%で後輪出力。85〜90%でおおよそのカタログ出力になると思います。ノーマル市販車のデータを基に近似計算している為、計算結果には誤差が多少あります。また、ギア比が違っていたり、運転姿勢などでも大きく最高速度は変わりますし、気温や気圧等でも結果は違います。
これらの計算式(下記含む)は、あくまで近似式による簡易計算です。
計算結果については、推定値であって、真値ではない事をご了承下さいね。

車両総重量は、満タン+オイルなどの装備状態での重量
ライダー総重量は、体重+ヘルメット+ウェア等total重量(約70kg位?)←雑誌では
軽い人がやっているのではないかと思い、下記計算では軽めの61kgに設定しました。

車両総重量 115 kg
ライダー重量 61 kg
最高速度 160 km/h
駆動効率 90 % 後輪出力 29.8 ps
カタログ出力 33.1 ps

●オートバイ雑誌等のゼロヨンタイムから馬力を算出する事ができます。
※雑誌のゼロヨンタイムからテスト車両の後輪出力を推定できます。
駆動効率100%で後輪出力。85〜90%でおおよそのカタログ出力になると思います。車両総重量は、満タン+オイルなどの装備状態での重量ライダー総重量は、体重+ヘルメット+ウェア等total重量(約70kg位?)←雑誌では軽い人がやっているのではないかと思い、下記計算では軽めの61kgに設定しました。

車両総重量 190.5 kg
ライダー重量 61 kg
ゼロヨンタイム 10.18 sec
駆動効率 90 % 後輪出力 152.1 ps
カタログ出力 168.9 ps

●オートバイのカタログ出力からおおよそのゼロヨンタイムを算出する事ができます。
※新車発表時などに、カタログデータからおおよそのゼロヨンタイムが推定できます。雑誌で評価されないレア車種のゼロヨンタイムを推定する時や、体重が重い人が乗った場合の加速性能を推定する時などに簡単に計算できます。

車両総重量 190.5 kg
ライダー重量 61 kg
カタログ馬力 172 ps
駆動効率 90 % 想定0-400タイム 10.15 sec


以下は検算用に数値を記載しておきます。

※共通データ
ライダー重量 55 kg
へルメット重量 1.5 kg
皮ツナギ重量 3 kg
ブーツ重量 1.5 kg
ライダー総重量 61 kg

※SDR参考データ
乾燥重量 105 kg
車両総重量 115 kg ←ガソリン+オイル+冷却水など含む
カタログ馬力 34 ps
後輪出力 29 ps ←上山さん測定結果
最高速度 159 km/h ←雑誌計測値
ゼロヨンタイム 14.03 sec ←雑誌計測値

※FZS1000参考データ(私の愛車データです)
乾燥重量 208 kg
車両総重量 223 kg ←ガソリン+オイル+冷却水など含む
カタログ馬力 143 ps
後輪出力値 125 ps ←友人のダイノパワーチェック結果
最高速度 260.2 km/h ←雑誌計測値
ゼロヨンタイム 10.7 sec ←雑誌計測値

※DT125R(’87)参考データ
乾燥重量 105 kg ←多分
車両総重量 116 kg ←ガソリン+オイル+冷却水など含む
カタログ馬力 22 ps
後輪出力値 18.02 ps ←海外誌パワーチェック結果
最高速度 124.6 km/h ←海外誌パワーチェック結果
ゼロヨンタイム 16.99 sec ←海外誌パワーチェック結果

※TZR125R(’92)参考データ
乾燥重量 kg ←不明
車両総重量 135.4 kg ←ガソリン+オイル+冷却水など含む
カタログ馬力 ps ←不明
後輪出力値 33.02 ps ←海外誌パワーチェック結果
最高速度 174 km/h ←海外誌パワーチェック結果
ゼロヨンタイム 14.26 sec ←海外誌パワーチェック結果

※Yamaha YZF−R1('04)参考データ
乾燥重量 172 kg
車両総重量 190.5 kg ←ガソリン+オイル+冷却水など含む
カタログ馬力 172 ps ←不明
後輪出力値 150.6 ps ←海外誌パワーチェック結果
最高速度 292 km/h ←海外誌パワーチェック結果
ゼロヨンタイム 10.18 sec ←海外誌パワーチェック結果