オートボーイ杯over200レース　０８年第２戦レポート


序
御覧になって下さっている皆様、レポ大変遅くなってごめんなさい。
なんとか書き上がるのが次のレース直前って。。。
と言う訳で、ダメダメなかわむらがお送りする第２戦レポです、暫くおつき合いを。m(_ _)m


朝
朝４時に起きて４時半前に出発の予定が。
かわむら「むにゃむにゃ。。。」
奥さん「ちょっと、時間大丈夫なの？」
と奥さんに起こされたのが５時！げっヤバイじゃん！
危なくない程度に急ぎまして、筑波に着いたのが７時１０分。。。
オートボーイの奥さんに怒られましたが、なんとか許してもらって受付完了(^^;
パドックは3XV OCのたかすさんが場所を確保してくれていたので助かりました。
（たかすさん、溶解ピストンズのみなさん、ありがとうございましたm(_ _)m　）
早速SDRを降ろして車検の列に並び、車検も問題なくパス。
はあ〜、なんとか間に合いました(^^;

レース当日に寝坊＆遅刻したのは初めてですが、やっぱ前日は早く寝ないとダメですね。反省。。。

現在のマシンの姿です、オーナー紹介の画像とだいぶ違ってきた(^^;

＜練習走行＞
毎度の事ながら練習していないのでこの１０分で車両チェックとスピード慣れをしなくては(^^;
SDRは特に問題なくキャブのジェットのセットがたぶん濃い目だな〜位の感じ。
足回りの動きも問題無し。
しかしニンゲンが。。。シケイン後の１〜２コーナーで怖くて開けきれないっす(T_T)
車体の動きに不安要素は無いのですが、フルバンクに近い状態で開け続けるのは本当に怖いんです〜、たぶんここで0.5秒は損してる。

でも良い事もひとつ、今回からブレンボラジアルマスターとレーシングキャリパーを投入したのですがコレがもう最高に良い！
以前より強力な効きなのにコントロール性も抜群に良い、１へアの突っ込みだけは負ける気がしません。
SDRは元々１へアが得意なので出場車両の中で一番奥まで突っ込めるんでは？位の感じ。
（ムダに突っ込み過ぎと言う話も、笑）
それでも同じ走行組の人達はみなAクラス常連ですので抜かれっぱなしで走行終了(^^;

気合いでどうにかなるアレではないのですが、がんばらねば。
イメージトレーニングしながら、キャブのジェットを交換、予選に備えます。

＜予選＞
いざ予選！バナナは食った(ﾟo゜)＼バキ
早めに暖気場に行くが、あららアイドリングが安定しない。。。
どうやらスローを絞りすぎたらしい、パーシャル7000回転キープは出来るのでメインジェットは大丈夫。
今更スローの交換してる暇はないのでそのまま行きますが、アイドリングしてると凄い水温が上がって行くので焦る。。。
コースインして風が当たると水温はきっちり75まで下がるのでやっぱスローが薄い。
最初の２ラップは水温確認とタイヤを暖めアタックへ！
前後のマシンとの間隔は空けてあるのでトップタイム争いのマシンが後ろから来るまでにタイムを出さないと(^^;
気持ち的にはイケイケで行きたいのですが、「冷静にミスしないように」と自分に言い聞かせつつ徐々に攻めます。
しかし、アタック開始から２ラップ目の１コーナーで赤旗！減速して見回すと。
１へア立ち上がりで転倒車両、ライダーがうずくまってます。。。
ピットレーンに戻り再開待ち、転倒したライダーも自力で立ち上がりマシンのエンジン掛けて戻ってきました、良かった(^^;
「残り５分で予選再開します」のアナウンス、アタックラップ残り少ないのでちとヤバいっす〜。
再コースインするが、前後が詰まってしまったのでやりにくい。。。（皆同じ）
また位置取りで２ラップ位消費しつつアタックしますがクリアラップが取れない(T_T)
そうこうしているうちに、攻めたラップが取れないうちに予選終了。。。

パドックに戻りスローの交換、予選結果待ちをしている間にベルーガさんとZさん登場。
いつもの談笑（ヨタ）が始まります(笑)
応援に来てくれる友だちが居るって本当にありがたいですm(_ _)m


ぐだぐだ話題は尽きません。。。(^^;

予選結果は　43"101で４５台中２１位、Bクラス１４台中６番グリッドとなりました。
あ〜、こんなタイムじゃ山崎師匠に怒られる〜(^^;
またしてもBクラス落ちですが、参戦状況考えると妥当かもしれません、今いる場所で全力でがんばります。

ナベさんは車体のセッティングが決まらないと悩んでましたが、決勝は同じBの13番手となりました。
聞いたら１〜２コーナーでフロントにチャタが出るらしく。。。それでは無理出来ません、まあお互いがんばりましょう(^^;


暖気場にてコースイン待ち

＜決勝ヒート１＞
さあ、いよいよ決勝です！


#30ナベさん#22TRXのK選手#14かわむらっす(^^)

ナベさんの後ろからコースイン、３列目外の６番グリッドに付きますが。。。
なんだか台数が少ない(^^;？　自分の前に５台いるはずが２台しかいません？？？
どうやら予選中に転倒したかトラブルかで未出走となった様です、人の不幸を喜ぶのもアレなんですがチャンス！
本当にスタート勝負だな〜などと思いつつウォーミングラップへ、コース内特に汚れている場所が無い事を確認、いざグリッドへ。

日章旗が掲げられ振り降ろされます！そりゃっ！
半クラで出つつクラッチをミートした瞬間フロントが上がります。。。ちらっとアクセルを戻し立て直しますがその瞬間隣のXJR400に行かれます。。。
前には３台、TRX、R-1、XJR、１コーナーでアウト側にはらんだR-1をXJRが空かさずイン側からパス、ぴったりつけていた自分もR-1をパスして２コーナーを出て１へアへ、一週 目でトップ集団３番手につけました。
スタート失敗してますがまずまずです(^^;
予選を見る限りBクラスはタイム差がほとんどないので、得意な場所でいかに仕掛けるかの勝負となります。
付かず離れずで一周目を終り、２ラップ目へ。
予想外にXJRがストレート〜１へアで速い事が判明、この辺でじりじり離れるんです(^^;
１へアで一気に詰めるんですが、XJRもわかっていてイン側に隙がないっす。
インフィールドではオカマ掘りそうな位のバトルですが最終コーナー立ち上がってから離される展開です。
抜きどころは１ヘアしかないのでインを突きたいのですが隙は無い、プレッシャー掛け続けるしかない？そんな事思いながら３ラップほど過ぎます。
トップのTRXとXJRの間が少しずつ空いて来ています、２位争いしてるんでタイムが落ちてるんですね、コレはいかんと思っていたら１ヘアでXJRがラインを外して微妙にはらみました、すかさずパスして２位に！
XJRもトップが離れはじめたんで焦ったんだと思います(^^;
こちらは次のストレート以降で抜かれないように気にしつつTRXを追います。
しかし、やっぱ後ろを気にしているラインではタイムが出ない、抜くまでと逆の立場になっただけの様な。。。
とにかくシケインの入りだけ隙を作らないようにしつつ全力で行きますが、インフィールドで離しても１〜２コーナーまでに追いついている様子。
こんな感じで最終ラップへ突入、TRXはじりじり離れてたぶん２秒くらい離されているのでもう無理、とにかく無理せずに１ヘアまで押さえれば逃げ切れる！
１ヘア進入は、いつも使わないミドルインミドルのラインでイヤらしく。。。
最終コーナーまでにXJRを少し離してそのままゴール(^^)
やたっ！２位だっ！表彰台（Bの）が見えて来た！(笑)

ナベさんの方はスタートから順位を保ったまま１０位ゴールだった様子です。
でも後ろのR-1を抑え切ってゴールなんで、がんばったんでしょうね(^^;　R-1とかは最終立ち上がり真後ろに居た場合、シケインまでにあっという間に前に出られますから。。。


＜昼休み＞
over200はヒート１とヒート２を挟み昼休みです。
ヒート１終了後にトップだったTRXのK選手が挨拶に来て下さいました。
開口一番「いや〜ヤマハトラスの１・２フィニッシュでしたね〜、XJRも入れてヤマハの１・２・３フィニッシュですよ」この言葉に笑っちゃいました(笑)
お互い好きなマシンに乗っている事もあってすぐに仲良くなれます、こんな風にエントラント同士で信頼関係をつくって行くのも楽しいし大事なコトです(^^)
そこへこすげ。さんが登場、実はK選手のTRXは外装がFTRになっていて見た目はダートトラックレーサー！自分はそのマシンを「FTRX」と呼んでおりました。
こすげ。さんにもK選手を紹介したら、早速一緒にFTRXのチェックに行ってしまいました、バイクバカはみな兄弟ですね(笑)



＜決勝ヒート２＞
和やかな？昼休みが終りヒート２です、コースインしてグリッドに並びます。


初めてのフロントロウ、前に誰もいないってのはイイですね〜(^^)

筑波1000のポールはアウト側なのでアウトにTRX、イン側にXJRです、どちらも前に出られたら抜くのは難しい。
ホールショット取れたら勝てる！と意気込んでみますが。。。(^^;
ウォーミングラップも済ませコースも問題無し、いざヒート２！
スタートフラッグを見つめて集中します、ゆっくり日章旗が上がり、振り降ろされてスタート！
半クラで出ている間は良かったのですがミートした瞬間またフロントが上がっちゃいました(T_T)
「またやってもうた」と思ったのもつかの間、ホールショットはXJR、続いてTRXと自分です、いつもは一周目から行かないのですがそんな事も言ってられません。
一周目のドタバタのうちに前に出てしまいたい〜(^^;　しかし敵もさるもの同じ条件で戦っている訳で隙がない。
順番は違うもののまたこの３台のトップ争いになりました。
で、ヒート１同様後ろにSDRがいるってのはホントインが空けられないらしく。。。
XJRは早くも少しずつ離れて行きます、ヤバい逃げられる〜。
しかし前のTRXも隙のない走りです、またしてもインフィールドでべったりストレート以降でじりじり離される展開。（TRXって予想外に速いです(^^;　）
しかも相変らず１〜２コーナーで開け切れていないのがイカンです。
がんばって１ヘアで攻めますがインからは無理、たぶん４ラップ目だと思いますが、思いっきり奥まで突っ込んでアウトから被せました(^^;
コーナリングスピードはこちらが高いので立ち上がり並んで自分がイン側で２へアへ進入、ラインはキツイですが前に出ました。
クロスラインで出口で抜かれないかヒヤヒヤでしたがなんとか抑えた！
でもこんなバトルをしているうちに結構XJRが先に行ってしまっています(T_T)
たぶん１秒くらい先ですが「逃がすか！」と思いつつ全力で追います。
微妙に詰めたり離れたりを繰り返しながら残りは３ラップになりました、XJRに微妙に離され続けています。


最終立ち上がりは後ろを確認です(^^;

後ろのTRXは１秒くらいは離したと思うのでミスしなければ大丈夫、好きなラインで行きます。
そこへ２へアのポストから黄旗、最終コーナ入り口で誰かまっすぐ突っ込んだ模様。
通過時に路面を見るとステップが削れて行った跡と一緒に黒い樹脂か何かが削れたような跡も、アレは乗ると滑るのか？？？メチャ？？？な跡です(^^;
残りラップも少ないのでそこではあまりバンクさせないラインで行く事に。
ここからは全然前を詰める事が出来ずこのままゴール。。。
それでも２位です、表彰台ゲット！ストレート横の土手から手を振ってくれている皆に手を振り返します、ありがとうっ！！！　(^^)/

ヒート２優先のポイント方式なのでBクラス総合は、XJRのI選手優勝、TRXのK選手２位、かわむら３位となりました。

ちなみにナベさんは後ろの方のレースを強いられたようでヒート２は８位でした。車両が完調ならもっと行けるはず！次も一緒にがんばりましょう(^^)

＜表彰式＞
だい〜ぶ前に、ミニバイク寒中耐久レース（smile?さんにミニバイクブームを起こしたあのレース）で勝った事がありましたがアレは表彰無しだったので、本当に初表彰台です(^^;


いや、嬉しいやら恥ずかしいやら。。。(^^;

Bクラスですが、それでもその日の自分の実力で立てた表彰台なのだから嬉しいに決まってます。
応援してくれる皆さん、一緒に遊んでくれる皆さん、ありがとうございましたm(_ _)m
またサーキットで会いましょう。
今後ともヘッポコかわむらをよろしくお願い致します、ではでは〜(^^)/


PS.　ベルーガさん、Zさん、こすげ。さん、画像提供ありがとうございましたm(_ _)m