ドライバー
これは皆さんも一度は使ったことのある代表的な工具ですね。
大きく分けるとプラスとマイナスに分かれます。
マイナスの頭を持つネジはほとんど見掛けなくなりましたので
あまり気にしなくてもいいと思います。叩いたりこじったりはよくやりますが(^_^;)
プラスの頭を持つネジは今や99%と言ってもいいです。
プラスドライバーの中にもサイズが#0〜#3まであり使用されている
ネジのサイズによって使い分けします。
これは全種類持っていた方がいいかもしれません。(#0は精密ドライバーです)
サイズ違いはなめます。



ドライバーには貫通タイプとそうでない物があります。
貫通ドライバーはシャフトが枝の中を貫通しています。
枝の端部に金属が見える物が貫通タイプです。整備にはこのタイプの
方が向いていると思います。後述するショックドライバー的使用も出来ますし
聴診器みたいな使い方もできます。ちなみに電気屋さんはこのタイプはダメです
感電しますから(^_^;) 一番右の物は対辺6mmのメインジェット専用です。

最近のドライバーにはシャフト部分にスパナやメガネが掛かるようになっている
物あります。これでしたら回す力は何倍にもなりますからきつく締まったネジでも
緩めることができます。

購入にあたっては、サイズ、グリップを握った時の感じ、シャフトの長さ
貫通タイプか否かが最初の選択基準になると思います。

ドライバーの使い方は説明する程の事ではありませんが、押し7回し3
配分で力を掛けるとなめにくくなります。特に上記のドライバーでレンチを
掛けた場合などは全体重を押さえる方向に力を入れないと簡単になめてしまいます。
ネジを緩める時は一気に力を掛けることが肝心で、ゆっくり(じわーっと)力を
入れると緩む前になめます。
Fブレーキのマスターシリンダーの蓋を外すのに苦労しませんか?


最近の車種はどうか知りませんがSDRの場合
クランクケースカバーを とめているボルトはプラスですよね。
メーカーはエア・インパクトレンチで締めてくれるもですから
普通のプラスドライバーではなかなか緩まず
挙げ句の果てにはネジをなめてしまったりします(^_^;)
そんな時はショックドライバーが活躍します。
ボルトは引っ張られることで物を締め付けています。
これを下の方向に叩くことによりテンションが
抜けますので緩みやすくなります。
ショックドライバーは叩くと同時に緩める方向に
ビットが回りネジが緩む仕組みです。


貫通ドライバーでしたらドライバーを当てた状態でハンマーでドライバーを叩くと
簡単に緩むこともあります。ただしドライバー、ボルトにとってはかなり辛いので
普段はやらない方がいいです。

 

ちょっと変わったドライバー


スタッピ

これは狭い場所で活躍します、
ただあまり力は入りませんのでトルクが必要な
場所ではオフセットドライバーを使用します。
シャフトが直角に曲がっていますので
力が入れやすいですがなめやすいです。

  
    



 

 

こんなドライバー?もあります。 クランクケースカバーのネジも簡単に緩みますし仕事早いですよ(^^)