YAMAHA SDRにお乗りの皆さん!
ノーマルフロントフォークに不満はございませんか?
SDRのフロントフォークって本当に柔らかくてヒョコヒョコよく動きますよね。
特にフロントブレーキをグレードアップ゚したとき等には、怖いくらいです。
オイル粘度で調整することも出来ますが、今度は戻りが硬くなりすぎたりして大変です。
そこで、ノーマルフロントフォークでももうちょっとダンピングを良くしたいと御思いの方々の為に、
こんな製品を企画しました。







フロントフォークインナーロッドと言ってノーマルフロントフォーを
カートリッジフォーク並にすることの出来るパーツです。

SDRのノーマルフロントフォー専用設計です。
不満だから、TZ125の倒立フォークに換装しちゃった!などと言うリッチな方は別にして
猫屋さんちのイニシャルアジャスターと併用すればフルアジャスタブルサスに変身します。
ノーマルフォークを調整式にしてみたい方、お一つ如何でしょうか?

 

特徴
フロントフォークシリンダーCOMP内にこのパーツが入って内部のオイル流量を制限して減衰力を高めます。
過大な入力(ギャップ゚通過やフルブレーキなど)時には、リリーフバルブによって減衰力を制御しますから
オイル粘度を変更した場合等に見られる硬くなりすぎると言った症状も有りません。

取り付けは、いたって簡単です。
フォークトップキャップを外して、スペーサーとスプリングの間に挿入するだけです。

元々ダンピングのの弱いSDRフロントサスペンションが、今風のサスペンションに生まれ変わります。
ポン付けでもOKですが、内蔵スプリングのイニシャル調整及びクリアランス調整によって
フォークオイル排出なしで、テンション/コンプレッションの調整を可能にします。
(但し、ユニットを一旦取り外す必要が有ります)
比較的容易にセッティング゙変更が可能になります。

機構説明
構造は以下の図のようになります。
右からノーマルフォーク、取り付最伸張時、取り付け最圧縮時の状態を示しています。

 

サスがゆっくり縮む時は、この図のようにシリンダーCOMP との僅かな隙間をOILが通過して減衰力を発生します。
環状隙間方式ですので、減衰力が2次曲線的に立ち上がることは有りません。
ノーマルの減衰力に平均的に上乗せする感じです。




急激な負荷が掛かった場合、フルブレーキやギャップ通過などの場合はリリーフバルブが開いて
減衰力の上がり過ぎを制御します。(サスペンション圧縮側)
調整ナットでイニシャルを変更できるので、任意の減衰力を得る事が出来ます。

 

伸び側調整は下図のナットにて、調整する事が出来ます。
図に示す隙間を調整する事により、伸び減衰力も調整できます。
隙間をゼロにすると外周の環状隙間だけになりかなり伸び速度を遅く出来ます。